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07月28日: そんなに作ってどうすんの?

いす

私は一つのものが完成すると、まず、日頃、少ない年金をやりくりして遊ばせてくれているヤマノカミに感謝をこめてお見せすることにしています。このときの批評が一番の辛口です。激辛です。

色が悪い、もっさい、センスが悪い、弦が無い・・・・・。この、辛さに耐えてバイオリンも育って来ました。

その時に、よく言われるのが「そんなに作ってどうするの?」
次に出てくるのが「私が頼んだのは何時になったら出来るの?」

「うーん、その内に・・・・・」
自分の持っている道具では、そうは簡単にできない、とも言えず、「・・・・・」とボソボソとその場をやり過ごします。

アッシー君などが予定されている日などは、バイオリン作りの神経を集中する作業はせずに、簡単な「イス」などを作っています。それが、たまるとこのような状況になるのです。

「そんなに作ってどうすんの?」なるほど。「・・・・・」
溜まってきますね。まだ他に沢山あるのですが・・・・・。

今、ヤマノカミから出ている課題は、「木製ブックワゴン」です。
通販のカタログを持って来て、「こんなの欲しいの」、「これちょっと高いのよネ」。
なるほど、ウン万円になっています。材料費はその1割ほどで済みそうです。

いつまでも、引き延ばしていると、ヤマノカミには通販のハガキ一枚で調達できる、という手があります。結果、その分、お小遣いがそれ相応に響いてくるハズです。

強権発動をされると、ちょっと厳しいので、そのうちに作らねば・・・・・。

07月25日: 暑さにもめげずに作っています

1本目は、塗装に失敗したために、「乞食バイオリン」という名前をつけられてしまいました。今度は、汚名挽回に頑張ったつもりなんですが・・・・・。

しかし、改善箇所がいくつも指摘されています。まだまだ、先は長そうです・・・・・。


バイオリン

07月20日: ヤマザクラは万能選手

木目が面白そうなヤマザクラの端材を見つけましたので、コーヒーの計量カップを作りました。木目が気に入っています。

ヤマザクラは見て良し
落ち葉は腐葉土に
家具等の加工によし(杉のように夏目冬目がなく、細工がしやすい)
使えない端材は燻製のチップに

本当に無駄のない木ですね。

コーヒー計量カップ

07月18日: 弓を作りました

弓

ミニチュアバイオリンに合わせた、1/4サイズの弓を作りました。
弦は本来は雌ウマの尻尾を使うそうですが、そんなものは手に入りませんでしたので、絹糸で代用です。

構造的には、実物と同じになっています。ですので、弦の張り具合はネジで調整可能にしてあります。













































07月01日: 古希記念作品

古希記念を意識して作った、ミニチュアのチェロです。
小さいものを作るには、体の健康と心の落ち着きが必要です。
風を引いて咳をしながらでは作れません。また、精神を集中して作業にかからねば、すぐにミスをしたり、ケガをしてしまいます。

そのようなことで、これが、出来て自分で大満足をしています。

先日、プロの楽器職人が作ったミニチュアのバイオリンを見せて頂く機会がありました。この、作家は世界にも名が知れた日本を代表するミニチュア作家だそうです。

古希記念品

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